2020新型ムーブメント「ORIS CALIBRE 400」発表

自動巻きイノベーション

オリスが5年の歳月をかけて開発した最新型ムーブメント「キャリバー400(Cal.400)」は、オリスが生み出した、自動巻ムーブメントの基準を刷新する全く新しいムーブメントです。

ORIS キャリバー400 新基準

新基準

キャリバー400は、オリスが生み出した、自動巻ムーブメントの基準を刷新する、全く新しいムーブメントです。5日間(120時間)パワーリザーブと高度な耐磁性を備え、推奨オーバーホール期間は10年毎で、品質保証期間10年です。

 

ORIS キャリバー400 5日間パワーリザーブ

5日間パワーリザーブ

キャリバー400の設計にあたり、オリスの技術者たちは現代では必ずしも毎日同じ時計を着けない人が多いことに着目しました。普通の自動巻時計を1日か2日着けずに置いておくと、パワーリザーブが無くなって止まってしまいます。キャリバー400のパワーリザーブは5日間あるので、例えば木曜日から火曜日迄置きっぱなしでも止まりません。2日半分のパワーを蓄えるバレル2つで、5日分のパワーを保つのです。クロノメーター基準値より高精度の日差 -3/+5秒。

ORIS キャリバー 400 10年間のオーバーホール推奨期間と保証

10年間のオーバーホール推奨期間と保証

オリスはキャリバー400につぎ込んだ最新技術とその機能性に自信を持っています。このムーブメントを搭載した時計は全て、MyOrisに登録することで10年間の保証が付与されます。また、キャリバー400の推奨オーバーホール期間は10年です。つまり、事故による損傷や防水機能検査など以外には、2030年までオーバーホールなどメンテナンスに出す必要がないということです。これは新しい基準です。

ORIS キャリバー 400 ローターシステムの安定性向上

ローターシステムの安定性向上

オリスのキャリバー400に対する思い入れのひとつは、故障を未然に防ぐことでした。オリスの技術者たちは、自動巻ムーブメントにおける最も多い故障原因のひとつが、ローターの回転を制限なく受けるボールベアリングシステムにあると認識しました。これはローターの回転で動力を発生させて主ゼンマイに蓄えるという、重要な機能でもあります。そこで、ボールベアリングを取り除いて、低摩擦のスライドベアリングシステムに置き換えました。金属製スタッドが潤滑スリーブ内で動く、シンプルで、効率的かつ堅牢なシステムで、故障しにくいものです。

ORIS キャリバー 400 磁気耐性を向上

磁気耐性を向上

殆どのスイス製時計ムーブメントは、日常生活で遭遇する強力な磁場の影響を受けます。それによって精度が落ち、時には止まってしまうこともあります。耐磁性を高める為、オリスはキャリバー400にシリコン製脱進機やアンクルを採用することをはじめ、30以上の非鉄及び耐磁性パーツを使っています。有名なデュボア研究所のテストで、キャリバー400は丸1日2,250ガウスの磁気に晒された1日後、日差10秒以内でした。最新のISO 764による耐磁性基準は、200ガウスに1日晒した1日後の日差30秒以内です。キャリバー400は、その基準の11倍の磁力に対して、日差はその3分の1でした。かなり高度な耐磁性と言えます。