2021 ORIS新型ムーブメント「CALIBRE 401」、「CALIBRE400」との違い

2021年1月新型ムーブメント発売開始

2021年1月19日(カール・ブラシアの誕生日)、ORISの新型ムーブメント「ORIS CALIBRE 401(オリス キャリバー 401)」を搭載した、「カール・ブラシア キャリバー401 リミテッドエディション」が発売されました。昨年発表された「ORIS CALIBRE 400」を搭載した「アクイス デイト キャリバー 400」につづく、ふたつ目のORIS自社製ムーブメントを搭載した腕時計です。

「ORIS CALIBRE 400」と「ORIS CALIBRE 401」の仕様比較

では、この二つの腕時計に使われている新型ムーブメントの違いは?どっちが良いのか?ORISが公式発表している仕様データをもとに比較してみました。

  CALIBRE 400 CALIBRE 401
サイズ
  直径 30.00mm 30.00mm
機能
  センター時分針
日付表示窓
クイック日付設定
日付修正
ファインタイミングデバイス
ストップセコンド針
6時位置スモールセコンド
巻上げ
  自動巻
片方向回転ローター
パワーリザーブ    
  時間 120時間 120時間
振動数
  振動数 28,800振動 28,800振動
Hz 4 Hz 4 Hz
ジュエル
  石数 21 24

 

仕様を比較すると、「日付表示」に関する機能、「秒針」に関する機能、「巻き上げ」方法が異なるが、性能面はほぼ同じであることがわかります。

高機能を追求した「CALIBRE 400」?

まず見た目ですぐにわかる違いとして「CALIBRE 400」を搭載した「アクイスデイト キャリバー400」には日付表示機能があります。ほかにも時間調整時に役に立つ機能として「ストップセコンド針」、自動巻きをしやすくする「両方向巻き上げ」機能などが搭載され、「CALIBRE 400」は高機能を求める自動巻き腕時計用のムーブメントとして設計されているように感じられます。

デザイン性・耐久性を追求した「CALIBRE 401」?

一方「CALIBRE401」を搭載した「カール・ブラシア キャリバー 401エディション」を見てもわかる通り、「CALIBRE 401」は、6時位置にスモールセコンドを配置しています。スモールセコンドは腕時計を薄く・クラシカルな雰囲気にデザインできる特徴をもっており、ブロンズケースと伸縮性のある布のようなストラップを持つカール・ブラシアのおしゃれな雰囲気づくりに一役かっていると思われます。また構造が簡単で故障の少ない「片方向の自動巻き」と耐久性を上げるために使われているジュエルの数「24」から、おそらく「CALIBRE400」よりも「CALIBRE 401」はよりシンプルで耐久性を意識した設計になっていることが想像できます。

ORIS「CALIBRE400」と「CALIBRE401」の違い

これらのことから「CALIBRE 400」は機能重視で設計されたムーブメント、「CALIBRE401」は「CALIBRE400」をベースにデザインと安定性を重視する方向に味付けを変えたムーブメントと考えられます。これからORIS自社製のムーブメントがどんな方向に進化していくのか?次に発表されるムーブメント「CALIBRE402 (?)」の味付けが楽しみです。